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ときを うるだけでは いけない

2007/02/20 08:15

 

わたしは、 なんとなく、 はらくと いふ ことは、 おのれの ときを きりうり するごとき ものだと おもって しまって ゐた ところが ありましたので、 柳澤《やなぎさは》 大臣《だいじん》の つぎの ことばに ついて、 はじめは なにを おこる ことが あるのだらうかと おもって をりました。

「工場労働というか、ベルトコンベヤーの仕事。もう労働時間だけが売り物というようなところでなく働いている方々の現実に着目した労働法制をつくることが課題だ」

ただ、 工場《こうぢゃう》での ベルト コンベヤーの しごとに かぎらず、 事務所《じむしょ》での しごとも ふくめて すべての しごとが さういう ものでせうから、 そこが まちがって ゐるのではと おもって をりました。

しかし、 よくよく かんがへて みますと、 どんな しごとでも、 ただただ、 おのれの ときを きりうり して、 いはれた ことを はいはいと やって ゐれば よいのかと いふと そんな ことでは いけないなと おもひました。

工場《こうぢゃう》などで ながれ 作業《さげふ》を して ゐても、 より はやく しごとを する ために いろいろと あたまを ひねる ことが もとめられます。

ほかの しごとでも おなじく、 おほくの ひとびとが より よい しごとを して いかうと つとめて ゐなければ、 かつての 共産圏《きょうさんけん》の くにぐにのごとく 社會《しゃくゎい》が よどんで しまひます。

さう いふ ことから すると、 このたびの 大臣《だいじん》の ことばは、 ときを きりうり してさへ ゐれば よい しごとが あるかのごとき ものいひで、 よくない ことばだったと おもひます。

カテゴリ: 政治も  > 社会政策    フォルダ: かんがへ